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外務省の海外安全ホームページや、2007年4月13日付朝日新聞の報道などによると、ベトナムでは、市民の足として定着しているバイクによる交通事故が近年目立って増加している。全国で1日に約30人が事故死するほどで、交通事故による死者は02年以降アセアン加盟国中でワーストを記録している。死因の大半は自損事故で、ヘルメットを着用していなかったことによる頭部損傷だそうだが、道路横断中にバイクにはねられるなど、外国人旅行者が事故に巻き込まれるケースも報告されており問題となっている(日本人旅行者の死亡例も報告されている)。無免許運転や飲酒運転、周囲を確認せずに突っ込んでくる、曲がる際にウィンカーやブレーキを使わないなど運転マナーの悪さも深刻な問題として指摘されているところであり、ベトナム旅行の際には特にバイクによる事故に巻き込まれないよう注意が必要である。
ベトナムではレンタバイクを簡単に借りることができ、それを使うことで時間を節約したり、行動範囲を拡げたりすることができるが、その一方で人々が横断歩道の有無などお構いなしに道を渡ろうとしたり、また周囲を確認せず道に飛び出してきたりすることが頻繁にあり、そのような現地の人とバイクを運転している旅行者とが接触事故を起こすような例も多く報告されている。信号などの交通インフラも十分整備されていないようなところもまだまだ多いので、ベトナムでのレンタバイク自体の使用はあまりお勧めできないし、万一借りる場合でも運転に当たっては十分な注意が必要である。
路地やわき道などはもちろんのこと、バイクがひっきりなしに通り過ぎて行くような大通りであっても、場所によっては横断歩道や信号が整備されていないところがあるため、道を渡る際には細心の注意が必要である。無理して渡ろうとしないというのが基本中の基本だが、どうしても渡らなければならないような場合には、横断待ちをしている地元の人に付いて渡るようにするとよい(特に断る必要はなく、すっと後ろなり横にくっ付いて一緒に渡ってしまう)。地元の人は歩行者などお構いなしに突っ込んでくるバイクの見切りに慣れているので、我々が独自に判断するより彼らのタイミングに合わせて動いたほうがはるかに安全である。また、もし可能であれば、1人ではなく、何人かで道を渡ろうとしている人たちの中に紛れ込んでしまうこと(多数の人の判断が働くほうがより安全だから。1人の場合には、人によってかなり無理な渡り方を試みようとしている場合もあるので)。
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